伊丹市昆虫館で、企画展「危険生物」が催されていたので、子供たちと行ってきました。
今日は、妻がパートに出ているので、和休が3人を連れてきています。
さて、伊丹市昆虫館は、伊丹市・昆陽池公園内にあります。

和休が子供の頃、伊丹市の隣にある尼崎市に住んでいたので、親によく連れて行ってもらいました。水鳥の聖地で、冬はたくさんの白鳥がやってくる公園です。
今回、記事を書くので昆陽池公園のことを少し調べたのですが、昆陽池公園を作ったのは、奈良時代の名僧・行基だそうです。そう、奈良・東大寺の大仏建立の指揮を執った方ですね。
昆陽池公園にやってきました
梅雨まっただ中の6月30日、昆陽池公園にやってきました。もう、夏真っ盛りと言っても過言ではないくらいの蒸し暑さです。
こちらが、昆陽池公園の全体図です。中央の池には、日本列島の形をした島があります。
入口付近には、売店があります。
林の中の小道を通り、昆虫館へ向かいます。距離はおよそ600mです。
伊丹市昆虫館
昆虫館に到着しました。
和休、昆陽池公園には何度も来たことがあるのですが、昆虫館に来たのは多分初めてです。

入口では、アゲハ蝶のオブジェが出迎えてくれます。
受付を通ると、早速巨大な林が現れました!
和休の天敵・スズメバチも巨大化して登場です。
実は、和休、子供のころから結構いろんな毒虫に刺されているんです。
毛虫に触ってしまい、小指が親指のように腫れあがったり、スズメバチの大群に襲われ頭を刺されたり、ツーリングで草むらに置いたヘルメットを取ろうとしてよくわからない虫に刺されたりと、散々な目にあっています。
スズメバチに刺される数年前にアシナガバチに刺されたことがあるのですが、その影響でしょうか、スズメバチに刺されたあと、じんましんが全身に現れて、数週間ほど痛痒い思いをしました。
ビッグ・ビー
巨大なハチが登場しました!これは、ビッグ・ビーという展示物です。
目にはカメラが仕込まれており、撮影した映像は手前と奥にあるモニターで見ることができます。ちなみにミツバチです。
蝶が乱れ飛ぶ温室
クソ暑いのに温室に入ります。
うそです。空調が管理されていて、快適な気温です。
ここは、たくさんの蝶が放し飼いになっていて、お客さんの周りを飛び回るのです。
蝶をじっくり観察するなんて、久しぶりです。
企画展「危険生物」
蝶の温室を抜けると、いよいよ企画展の展示室へ参ります。
出迎えてくれたのは、身近な危険生物、ハチです。
先日、ニュースで話題になった毒を持つアリ、「ヒアリ」も展示されていました。
ヒアリって、想像していたよりかなり小さかったのです。
昆虫だけではなく、ツキノワグマ、イノシシ、マムシ、ヤマカガシ、ヒキガエル、セアカゴケグモなどの、さまざまな「危険生物」がわかりやすく展示されていました。
昆陽池公園を歩く
一通り昆虫館を回ったので、屋上にある展望台に出てみました。
大阪国際空港(伊丹空港)が近いので、離陸してぐんぐん上昇していく飛行機を眺めることもできます。
風向きにもよるかもしれませんが、たいてい大阪国際空港を離陸する飛行機は、左へ旋回しながら昆陽池公園の上を通過します。ですから、機内左側の窓から昆陽池公園を見ることができます。
日本列島の形をした中島も、はっきり見ることができますよ。
ナガサキアゲハのパネルに、ソーラーパネルが貼られています。
昆虫館を出て、昆陽池公園を一周回って車に戻ることにしました。
貯水池です。
かつて、ここでは手漕ぎや足漕ぎのボートに乗ることができました。和休は足漕ぎのボートが好きで、良く乗せてもらったものです。
いつの間にか、ボート屋さんは無くなっていて、今では水質管理の面からか、立ち入り禁止になっています。
ですが、池の中には鯉や亀の楽園と化しています。
和休達が池を眺めていたら、エサをもらえると思ったのか、わらわらと集まってきました。
空には、すっかり夏の雲が浮かんでいました。
伊丹市昆虫館のご案内
- 兵庫県伊丹市昆陽池3丁目1 昆陽池公園内
- TEL 072-785-3582
- 開館時間 9:30~16:30(入館は16:00まで)
- 休館日 火曜日
- 観覧料 大人400円、中高生200円、3歳~小学生100円
- 割引 伊丹市在住・在学の方など
- 駐車場 乗用車151台 1時間まで200円(以降30分ごとに100円)
電車でのアクセス
- JR伊丹駅、阪急伊丹駅下車 伊丹市バス「松ヶ丘」下車徒歩約12分、もしくは「玉田団地」下車徒歩約2分
この次の週、西日本を中心に台風や大雨が降り続き、各地で甚大な被害がもたらされました。
被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、一刻も早い復旧を祈っております。
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